焼津市立総合病院

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泌尿器科                                  外来担当医表はこちら

ダ・ヴィンチXiを用いたロボット支援手術
 ダ・ヴィンチXiは、米国インテュイティブサージカル社が開発したロボット手術用医療機器です。泌尿器科では、前立腺がんに対しての前立腺全摘除術と、小径の腎がんに対して腎部分切除術について、保険適応のある手術として行っています。

 ロボット支援手術の特徴としては、執刀医が手術室内の遠隔操作可能な機器を用いて、立体視が可能な手術野を見ながらロボットアームを操作し、患者さん側の手術介助医と連携することで、極めて精緻な手術を行うことができます。
 ロボット支援手術ダ・ヴィンチXi
当院で稼働しているダ・ヴィンチXi
(ロボットのアーム部分)
前立腺全摘除術における患者さんのメリットとしては、開腹手術に比べて、
 1.手術の傷口が小さいこと
 2.術中の出血が少ないこと
 3.排尿機能や性機能の術後回復が早いこと
 4.周術期の合併症リスクが低いこと
 5.入院期間が少ないこと
などがあり、手術による体の負担を少なくできることが挙げられます。

一方デメリットとしては、
 1.頭を25度下げた姿勢で手術を行うため、頭蓋内圧の一時的な
  上昇により、緑内障の悪化などの可能性があること
 2.過去に腹部の手術を受けている場合、まれにロボット手術を
  行えないと判断することがあること
などがあり、術前に眼科を受診して眼疾患のチェックをすることや、必要に応じて腹腔鏡手術(や開腹手術)に術式を変更して対応します。
回復手術とロボット支援手術との比較


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